【新唐人2014年11月30日】台湾民主の父と呼ばれる李登輝元総統が、26日、台湾のインターネットテレビ番組に出演しました。中台関係や国民党の資産処置問題、台湾の位置づけなどの敏感な問題に答えるとともに、中国は10年以内に必ず民主化すると断定しました。
李登輝元中華民国総統
「自由民主主義を受け入れないと、中国は維持できなくなります」
ウェブサイト「沃草」創設者 柳林瑋さん
「中国の安定維持費用はますます高くなっています」
李登輝元中華民国総統
「中国は今 大きな問題を抱えています」
正論番組司会者 鄭弘儀氏
「10年以内に共産党独裁政権が倒れるということですか?民主主義国家に変わりますか」
李登輝元中華民国総統
{変わると思います。必ず変わります}
正論番組司会者 鄭弘儀氏
「必ず?」
李登輝元中華民国総統
「必ず変わります。共産主義で世界を統制するのは不可能です」
李元総統は92歳の高齢で初めてインターネット中継に挑みました。ネットユーザーから出された質問に答える形で、野百合(のゆり)学生運動から台湾の民主化に至るまで語りました。また、台湾の国家体制に言及した際には、中国は10年以内に必ず民主化するとの見方を示しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/28/a1157286.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/李)